GIマークのラベル・パッケージ使用について

作成日:2023年10月26日

最終更新日:2023年10月26日

タグ:#アレルギー表示 #くるみアレルギー #食品表示 #食物アレルギー
GIマークのパッケージ使用について

GIマークとは

GIマークは、その産品が地域ならではの要因と結びついた特性を有する産品であることを証するものです。GI登録された産品そのものに使用できるほか、そのパッケージやシール・ラベル、チラシやポスターなどの販促物、売り場で使用する販促POPなど幅広く使用することが出来ます。

また、加工品についても、GI産品を主な原材料として使用する場合には地理的表示と併せて、GIマークも使用可能です。

GIマークを表示するメリット

このGIマークは地域ブランド名を、国が地域共有の知的財産として保護する目的で「地理的表示(GI)保護制度」として定めたものです。

生産者にとっては、適切な評価と価値を認めてもらうことで、利益の保護に繋がりますし、需要者(消費者)にとっては地域のブランド品を安心して購入する事ができるようになります。

2023年6月21日時点で、計131産品が登録されています。

GIマークをラベルやパッケージに表示する際の注意点

GIマークは、GI産品そのもの、GI産品の包装、容器に使用することが可能です。ただし、GIマークを使用する際には「地理的表示とセットで用いる必要」があります。

包装パッケージで使用する際にはその使用方法やデザインに注意をする必要があります。消費者の方が誤認してしまうのを避けるため、パッケージ担当者は情報を正確に伝える必要があります。

GI産品加工品のラベルやパッケージに表示する際の注意点

GI産品を主な原材料として加工した商品の包装や容器には、GI産品の地理 的表示と併せてGIマークを使用することができます。

また、表示の際は 加工品がGI 産品であるとの誤認を生じさせないよう、デザインの際は配慮する必要があります。

GIマークを使用する場合は原料GI産品の地理的表示を使用したうえで、 その地理的表示や写真と一体的にGIマークの表示を行う必要があります。

マークや写真の位置によっては誤認させてしまう可能性があるため注意が必要です。詳しくは農林水産省のガイドラインを確認しましょう。

その他の例はダウンロード資料にて解説しています

販促POPに使用する際は

GIマークは商品のパッケージの他にも、売り場で使用する販促ツールなどにも表示する事ができます。ただし、GI産品の宣伝としてGIマークを使用する場合には、GI産品の地理的表示とセットで用いる必要があります。

消費者の方に、どの商品がGI産品、もしくはGI産品を主な原材料としている加工品なのかを正確に伝えるための配慮が必要です。

販促POPにはいくつかのパターンがあります。その役割に応じて形状やデザインも変化しますが、基本的な表示のポイントは同じです。注意ポイントに配慮しながらデザインに落とし込みましょう。

まとめ

GIマークは消費者にとっても、商品選びの際の貴重な情報源となります。パッケージや販促ツールなどでしっかりと活用しましょう。

活用の際はガイドラインを確認し、誤認されにくいよう配慮しましょう。

▼▼ 資料ダウンロードは以下のボタンから ▼▼

【参考】農林水産省 「GIマークの活用促進に向けた使用方法のガイドライン」 https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/gi_mark/attach/pdf/index-5.pdf

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