紙の透け感を活かす「クリアペーパーシール」でエシカル消費と環境に配慮した包装を
作成日:2021年10月11日
最終更新日:2024年07月23日
紙素材でありながら透け感を持つ「クリアペーパーシール」は、ナチュラルで質感のあるシール・ラベルです。このクリアペーパーシールは、環境に配慮した包装を実現し、エシカル消費の要求に応えるための優れた選択肢のひとつです。
今回は、大阪シーリング印刷(OSP)が提供するクリアペーパーシールの特長や活用方法について、詳しくご紹介します。
目次
クリアペーパーシールとは?

クリアペーパーシールは、一般的なシールで使用されている素材をフィルムから紙へ置き換えた製品です。紙素材であるものの自然な透け感を演出。フィルムではなく紙素材なので、環境負担軽減にもつながると人気です。
ナチュラルな質感のシール・ラベルは、近年人気のクラフト製の袋やパッケージとの相性抜群。環境に配慮した包装として、製品アピールできます。
クリアペーパーシールの特徴
ここからは、ナチュラルな雰囲気が魅力のクリアペーパーシールの特徴を紹介します。
透け感のある自然な質感

クリアペーパーシールの最大の特長は、紙素材ながら透け感があることです。この透け感を活かすことで、商品のオリジナルパッケージとして利用できます。ロゴや店名をデザインラベルに取り入れることで、商品に独自の魅力を与え、購買意欲を高めることが可能です。
筆記特性を活かした提案

クリアペーパーシールは紙素材のため、鉛筆やペンでメモやメッセージの記入が可能です。手書きのメッセージを記すことで、各々にカスタマイズできます。メッセージ欄のあるシールやラベルを活用すれば、贈り物に特別感を持たせられると人気です。
環境への配慮とエシカル消費への寄与

クリアペーパーシールは紙製の容器に紙製のシール・ラベルとして組み合わせることができ、環境に配慮した包装の一部として利用できます。プラスチックを減少させ、再生可能な素材を使用することで、環境への貢献が可能です。
また、エシカル消費を推進する商品には、環境に配慮したクリアペーパーシールがぴったり。寄付対象の商品や地産地消の商品、福祉作業所で作られた商品など、エシカルな価値観を持つ消費者にアピールします。
クリアペーパーシールの活用方法

クラフト紙と相性の良いクリアペーパーシールですが、透明PETの置き換えとして銀蒸着の袋にも活用可能。脱プラスチックやエシカル消費を意識している企業様に注目されています。

イラストと文字の差し替えでシリーズラベルとしても活用できます。クリアペーパーシールは、優しい雰囲気のある製品との相性が良いです。
健康と環境を心がける生活スタイル(ロハス)商品のシール・ラベルとして活用しやすいクリアペーパーシール。健康加工食品・オーガニック・地産地消の加工品・スイーツ・和菓子などにおすすめです。
小ロットに対応!クリアペーパーシールの製品仕様

クリアペーパーシールの仕様は幅広く、巾は最大210mm、最大送りサイズは350mm、色数にはCMYKに加えて白5色(凸輪転:特色3色)が使用可能です。原紙にはトレーシングペーパー(USABT)を使用し、ロール仕上げやシート仕上げが可能です。さらに、凸輪転印刷やオフセット印刷も対応しています。これらの柔軟なカスタマイズオプションにより、様々な商品やブランドに合わせたクリアペーパーシールの制作が可能です。
クリアペーパーシールの仕様
サイズ(巾) | ~210mm |
最大送りサイズ | 350mm |
色数 | CMYK4色(凸輪転:特色3色) |
原紙 | トレーシングペーパー(USABT) |
仕上げ | ロール仕上げ・シート仕上げ |
後加工 | 不可 |
※凸輪転印刷・オフセット印刷も可能です。
製品ページ
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OSPは、SDGsを意識した環境に配慮した素材を活用し、エシカル消費を推進する商品の制作をサポートしています。環境への配慮と美しいデザインを組み合わせたクリアペーパーシールは、持続可能な包装として、顧客の心をつかむでしょう。
環境にやさしい商品パッケージをお考えの際は、OSPにお気軽にご相談ください。
この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。