青果物をキズつけずにラッピングできる新しいラッピングマシーンをご紹介します。大阪シーリング印刷(OSP)の青果パック用ラッピングマシーン「FWS-S1」は、サイズが異なる青果物を連続してラッピングすることが可能です。
目次
青果物が傷つかない理由
青果パック用ラッピングマシーンは、パックの長さをセンサーで感知し、内容物を押さえつけることなく、両サイドからフィルムを包むようにソフトに装着します。品種ごとに巻き強さの調整が可能です。
青果パック用ラッピングマシーン|FWS-S1の仕様
型式:FWS-S1
処理能力:15枚/分以上(容器、フィルムサイズにより変わります)
品種登録数:16品種
外形寸法:1,210(幅)x600(奥行き)X1,645(高さ)mm
質量:約90kg
電源:AC100V±10% 50/60Hz
消費電力:最大1kW
エア使用量:80L/分(ドライエア0.4MPa)
オプション:ワークプール装置 フィルム幅250m仕様
オプションでパックをまとめて移動できる排出用コンベアもあり、作業場に設置しやすいコンパクトなサイズです。
FWS-S1の特徴
スピーディな装着で出荷作業がラクラク
FWS-S1は、1時間に900パックのラッピングが可能で、手作業の3倍のスピードで対応できます。
1年を通じてあらゆる青果に利用可能
季節に関係なく、さまざまな青果物のラッピングに対応できます。
フィルム掛け紙(クリアラッピング)・ワークサイズ
OSP専用の糊付きフィルム掛け紙を使用し、どの箇所からでも縦に切って開封できるマイカット機能を備えています。
最小サイズ:110(幅)×160(奥行き)×28(高さ)mm
最大サイズ:160(幅)×210(奥行き)×40(高さ)mm
※仕様外のワークについては別途ご相談ください。
まとめ
青果パック用ラッピングマシーンは、青果物を傷つけずに素早くラッピングできる優れた機器です。高い処理能力と柔軟なフィルム対応により、さまざまな青果物のパック作業を効率化します。出荷作業を大幅に改善し、青果物の品質を保つための最適なソリューションです。
この記事の筆者
中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。