クリアサーマルタック|ダイレクトサーマル印字ができる透明フィルムラベル
作成日:2018年5月10日
最終更新日:2024年08月22日
クリアサーマルタックとは、熱転写リボン等を使用することなく、ダイレクトサーマル印字が可能なフィルムタイプのラベルです。中身を見せながら一括表示など、印字ができます。商品の中を隠さずに表示ラベルを貼りたい企業様ににおすすめです。
この記事では、大阪シーリング印刷(OSP)のクリアサーマルタックの特徴と活用例を紹介します。
目次
クリアサーマルタックの特徴

紙より丈夫な素材

クリアサーマルタックは、紙サーマルより幅広い環境で使用ができます。例えば、冷蔵保存の商品に使用したり、レンジで温める商品に使用したりできます。
見やすい位置に表示

クリアサーマルタックを使用することで、商品表示を天面の見やすい位置に貼れます。通常は容器に裏貼りしているため、栄養成分やカロリーは容器を裏返さないと確認できません。
表示面積の拡大におすすめ

クリアサーマルタックを使用し、「アレルギーの個別表示」「原材料と添加物を分けて表示」「栄養成分表示の義務化」に対応できるようになりました。
2020年4月から完全実施されている新食品表示にも対応できます。
加工食品は表示量が増えているので、クリアサーマルタックは、ラベル面積の拡大におすすめです。
クリアサーマルタックの活用例

すっきりした印象を与える夏の商品にオススメです。また、和風デザートの商品や、蓋付きの容器に封緘ラベルとしても活用できます。
自動貼り機をラインナップ|LA-8 SERIES

LA-8 SERIESはバーコードなどの表示ラベルに欠かせない情報も高品位で印字できます。本体レイアウトも自由にでき、メンテナンスも簡単です。
その他の注意点
バーコード印字は糊面に白印刷を行います。糊留め加工と同じ扱いになります。また、セパレータの裏に印字センサー用のアイマークが必要になります。(印刷可能な色数=表4色+糊面白1色+セパータ裏1色)
なお、印字フォーマットについてはOSP担当営業にご相談ください。
まとめ
クリアサーマルタックは、透明フィルム素材でありながら、ダイレクトサーマル印字が可能なラベルです。商品の中身を見せつつ、必要な情報を鮮明に表示できるため、特に食品や夏の商品に適しています。
また、表示面積の拡大が必要な場合や、自動貼り機による効率的なラベル貼り付けにも対応します。詳細な情報やご相談は、OSPまでお気軽にお問い合わせください。
この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。