ISO22000|食品安全システム
作成日:2017年7月28日
最終更新日:2024年08月08日
ISO22000は、全世界で認知されている食品安全マネジメントシステムの国際規格です。食品生産から消費者の食卓に到達するまでの、安全性を保証されます。食品業界における安全基準を満たすためISO22000について、わかりやすく解説します。
目次
ISO22000とは
ISO22000とは、安全な食品を供給するための国際規格です。
食品安全の国際ルールを取得することで安全な商品を消費者に提供できます。生産から食卓までのすべての段階において食の安全を守ることを目指しています。
フードチェーンとは

食品の生産から販売までの食品供給の工程が「フードチェーン」です。
ISO22000を取得できる業種
食品工場だけではなく、食品販売業、農業、材料・添加物製造業、食品製造機械メーカー、食品運送業、包装資材メーカーなど食品に関連するさまざまな業種が、規格の範囲です。
食品業界をはじめとするフードチェーンに関係する包装・資材メーカーなど各業種が取得できます。
ISO2200のメリット

ISO22000を取得すると、しっかりとした食品安全の取り組みを行っていることを証明できます。認証取得している食品メーカーも多く、包装資材メーカーも取得できます。
食品安全の取り組みは以下の通りです。
- 殺菌
- 衛生管理
- 温度チェック
- 薬物混入チェック
- 遺物検査
- 設備整備
OSPがISO22000を取得するメリット

ISO22000を取得すると、安全な食品包装フィルムを継続的に供給できます。また、メーカー様や消費者が安心して包装フィルムをご利用可能です。
現場では包装フィルムが印刷・加工される工程ごとにチェックポイントをリストアップし、危害が発生しない管理を徹底しています。
食品メーカー様の商品も安全に包装
- 包装フィルムの品質の向上と安定化
- 危害の分析ができ予防処置が可能
- 消費者が安心して商品を食すことが可能
主なフィルム製品

製袋品、フィルム掛け紙など様々な食品包装フィルムを製造しています。
主なフィルム製品は以下の通りです。
- フィルム製袋品
- フィルム掛け紙
- シュリンクラベル
- トップフィルム
- テープ
この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。
