大阪シーリング印刷(OSP)では、シールラベルの品質向上と環境負荷低減を実現するために「セレクト刃型」の使用をおすすめしています。この記事では、セレクト刃型の特徴とそのメリットについて詳しく説明します。
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OSPのセレクト刃型(ダイロール)の特徴
セレクト刃型は、エッチング加工後にさらに研磨を行うことで刃先を鋭利にしています。このため、切れ味が良く、切り取りの品質が高いことが特徴です。高価ですが、繰り返し使用することでコストを抑えることができます。
5mmピッチ刃型(=セレクト刃型)をおすすめする理由
納期遅れの予防・品質の安定

生産現場にさまざまな刃型を保管しているため、トラブルの回避と製品納期の遅れの予防、品質の安定につながります。トラブルが発生しても作り置き刃型があるので安心です。
トラブルが発生した場合の対応

ストック刃型を利用することで、調達の時間を短縮し、トータルの生産時間も短縮できます。これにより納期遅れを予防し、品質の安定を図れます。
環境負荷の低減
シールラベルを製造加工する際に、刃型の形状を集約することで、刃型製作時に生じるエッチング廃液の削減に努めています。
お客様とともに取り組めること

OSPオリジナルの刃型ゲージ表を配布しています。このゲージ表は、5mm刻みのサイズ確認表で、正方形、長方形、正円、正楕円の形状を掲載しています。商談時にご活用いただけます。
刃型ゲージ表の使い方

容器やトレーに貼るラベルの寸法制限がない場合、ゲージ表をサンプルや作成カンプに重ねるだけでサイズを計測できます。セレクト刃型の寸法で問題ありません。
まとめ
セレクト刃型は、シールラベルの品質向上と環境負荷低減を同時に実現する優れたツールです。大阪シーリング印刷(OSP)は、お客様とともにエコ活動を推進し、持続可能な未来に貢献します。セレクト刃型を活用して、製品の品質向上と環境保護に貢献しましょう。

この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。