地元・赤城山をデザインに取り入れた、見ても読んでも楽しいパンフレット

赤城山パンフレット

販促POP

デザイン

地元・赤城山をデザインに取り入れた、見ても読んでも楽しいパンフレット

『赤城山パンフレット』
近藤酒造株式会社様からのご依頼

業界

食品 酒造業

地域

群馬県

取扱製品

販促POP、デザイン

課題

販促品強化

Customer’s request

事例レポート

ご依頼

聚楽第 リミテッド・エディション
群馬県東部に位置するみどり市にある近藤酒造様でご採用いただいた販促品(パンフレット)をご紹介します。同社は、1875年(明治8年)に「田中屋」の屋号で酒造業をはじめた、歴史ある蔵元です。関東平野に裾野を広げる雄大な赤城山の麓に蔵を構えられていること、また赤城山の伏流水を仕込み水として使用されていることから、商品名に「赤城山」がついています。良質な水に恵まれた自然豊かな環境で、約150年にわたり心を込めて辛口の日本酒造りを続けられています。

近藤酒造様とは、以前よりシールのお取引がありました。商談で訪問した際に、6代目蔵元から「より多くのお客さまに日本酒を楽しんでいただくために販促品を強化したい!」というお考えを聞いていました。そんななか、商品の瓶やラベルデザインが変わったタイミングで、パンフレットに掲載している写真の差し替えが必要となり、制作の依頼をいただきました。従来のパンフレットは白色が基調だったので商品を引き立たせるような「色彩のあるもの」、幅広いファンを増やしたいという想いから女性の手でも持ちやすい「コンパクトなサイズ」、日本酒の知識が深まるように「酒造りや酒米に関する情報」、地元の銘酒として打ち出せるように「みどり市の観光名所のご紹介」。これら課題をいただき制作をスタートしました。

ご提案

聚楽第 リミテッド・エディション
まずは、基調となる色選びのことからお話します。同社が使用されている瓶の色は緑色が多く、『近藤酒造の色』としてイメージされることから緑色をメインカラーに選びました。その緑色と親和性があり自然な風合いをイメージする黄土色の2色を提案しました。サイズについては、コンパクトでありながら掲載情報を充実させるために、紙を数回折ったジャバラ式を考えました。季節ごとの商品を訴求するために、春夏商品と秋冬商品を両面印刷したリーフレット作成を追加提案しました。群馬県らしく赤城山を模して上部を山型にカットしたもので、パンフレットに差し込むと立体的に見えます。外国からの観光客向けに英語と日本語の2言語表記で、国内外問わず多くの方々に、見ても・読んでもお楽しみいただけるようなパンフレットに仕上げました。

納品した製品

赤城山

製品

パンフレット(外側)

仕様

材質:マットコート135KG
ロット:5,000枚
その他:ジャバラ折り

赤城山

製品

パンフレット(差し込み)

仕様

材質:マットコート180Gインペリアルマット
ロット:5,000枚
その他:変形トムソン加工抜き

Interview

インタビュー

コメント

担当営業

大阪シーリング印刷の強みは、シール製造のノウハウに加えて、お客さまの課題解決のために総合的なご提案ができることです。一例を挙げると、社内にスタジオがあり商品撮影が可能なこと、印刷知識のあるデザイナーが制作したものを提案できること、他にもデザインやロットに合わせた印刷方式で対応できることです。今回はそれら強みを活かした提案ができたと思います。完成後、蔵元から「昨今、増えつつある各種イベントや展示会で活用したい」というお言葉をいただきうれしかったです。これからも『お客さまの想像を超えるより良いものをご提案するスタンス』で、営業活動を続けていきます。

担当デザイナー

今回、デザインについては具体的な方向性は決まっていませんでしたので、デザイナーである私も商談に同席して、お客さまのご要望やお悩みを直接お聞きして理解するようにしました。おぼろげにイメージされていることを具体的にデザインとして落とし込み、お客さまご自身が「イメージしていたものはこれだったんだ!」と気づいてもらえるように努めました。これからもお客さまのご要望に添った提案をして喜んでいただきたいです。

なんでもご相談ください

見積もりが欲しい、どんな製品を選べばよいかわからない、とりあえず話を聞いてほしい。そんなときはお気軽にご相談ください。北海道から沖縄まで、全国で勤務する営業メンバーとデザイナーが、すぐにご対応します。