大阪シーリング印刷(OSP)では、印刷物に抗菌剤入りニスで表面をコーティングし、細菌の増殖を抑制できます。清潔さや安全志向など衛生環境への関心が高まっている昨今、「抗菌ニス加工」を採用することによって、好感度の高い印刷物の提供ができます。
この記事では、OSPの抗菌ニスの概要と抗菌ニス加工の導入例を解説していきます。
目次
抗菌とは

菌を長時間増やさないことを抗菌といい、製品の表面上における細菌の増殖を抑制します。
なお、菌を一時的に死滅・除去する殺菌・除菌とは区別されます。
抗菌ニスがないとき
抗菌ニスがない場合は、製品に触ると細菌が付着し、細菌が増殖します。
抗菌ニスがあるとき
抗菌ニスがある場合は、製品に触り細菌が付着しても増殖割合は1/100に抑制できます。
※参照:インキメーカーの試験データ
抗菌ニス加工の効果

OSPでは、多くの方の手が触れる印刷物に衛生的な抗菌ニス加工ができます。抗菌ニス加工によって、清潔さと安全性が手に入ります。
抗菌ニス加工の導入例

抗菌ニス加工は、抗菌が求められている商品包装やパッケージに導入できます。
衛生関係
- 診察カード・薬袋
- マスク用ケース
- マスクパッケージ
- ウイルスガードパッケージ
- 衛生手袋パッケージ
- 除菌スプレー用パッケージetc.
飲食関連
- ドギーバッグ
- 紙袋
- ポイントカード
- 健康食品用パッケージetc.
文具・ビジネス
- 封筒
- ノベルティ台紙
- ヘッダー
- 卓上カレンダー
- トランプetc.
抗菌加工済み表示をすることで、消費者に清潔さや安全性をアピールできます。
抗菌加工のラミネートがおすすめ

衛生面を考慮した印刷物には、抗菌加工のラミネートもおすすめです。
OSPでは、特殊なコーディングで細菌の増殖を抑制するラミネート加工もできます。使用環境について事前にご相談ください。
※オリケイのあるパッケージには不可

この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。