【サーマルラベル特集】OSPが取り扱う9種類をご紹介!食品や物流のラベルに活用
作成日:2016年11月4日
最終更新日:2024年08月05日
紙に直接熱を加えて発色させて印字する、サーマルラベルは、さまざまなシーンで活躍するラベルとして、食品関係や物流関係の方に支持されています。今回は、OSPが取り扱うサーマルラベル9種類をご紹介。食品・物流のラベルを検討中の方は、ぜひご覧ください。
サーマルラベルとは?

感熱紙を使用して紙に直接熱をかけて黒く発色させるラベルです。感熱ラベルとも呼ばれ、主に食品や物流などのラベルに使用されます。
サーマルラベルの特徴
サーマルラベルの特徴をご紹介します。
高速で印刷ができるから作業がはかどる

印字にインクリボンを必要しないため、高速で印刷が可能。熱を加えるだけで文字を形成をするサーマルラベルなら、作業がはかどります。
耐久性の高さが◎ 印刷が劣化しにくい!

サーマルラベルは耐久性があるため、長期にわたって印刷が劣化しにくいのが特徴。さらに、紫外線や湿気などに対する耐性もあるため、物流シーンでも役立ちます。
インクリボンを使用しないのでメンテナンスがラク

インクリボンやインクを使用しないので、交換・メンテナンスの手間が省けます。構造がシンプルなので、どなたでも扱いやすく作業の手間がかからないのも特徴です。
OSPが取り扱うサーマルラベル9種類をご紹介
ここからは、OSPが取り扱うサーマルラベル9種類をご紹介します。
クリアサーマルタック(原紙コード:NP・NT)

ラベルで商品の中を隠さずに表示ができる、フィルムタイプのサーマルラベルです。 食品スーパー・加工食品会社・コンビニエンスストアのデリカ商品などに活用いただけます。
セパレスサーマル(原紙コード:SN)

台紙(セパレーター)を使わない、地球と環境に配慮したエコロジーラベルです。食品スーパー・加工食品会社・コンビニエンスストアの環境対策品などに使いやすい製品です。
物流用サーマル(原紙コード:VD)

発色性を優先したサーマル紙です。印字の感度を優先しているため、保存性は考慮されていません。製造所・配送センター・食品加工所・倉庫・事務所での在庫管理などに活用しやすいです。
ハンディターミナル用サーマル(原紙コード:HS)

必要な枚数をその場で発行できるハンディターミナルに対応したサーマル紙で、物流用サーマルに比べて薄いです。保存性を必要としない用途として使いやすいのが特徴。値引きラベル・食品加工所での仕入れ管理・倉庫・事務所での棚卸作業などにも使用できます。
長期保存用サーマル(原紙コード:AF)

発色部の色あせがない、長期の保存に適したサーマル紙です。印字後、一定の条件下では約5年程度文字の判読が可能です。 倉庫・事務所での在庫管理に向いています。
合成紙サーマル(原紙コード:EQ・SQ)

合成紙を使用した、耐水性に優れたサーマル紙です。 食品スーパーの冷蔵品・加工食品会社の冷蔵や冷凍商品などに活用できます。
2色発色サーマル(原紙コード:LD)

発色温度の違いで、赤色と黒色、2色の印字ができるサーマル紙です。こちらの製品は、専用のプリンタが必要・室外での使用は不可となっています。食品スーパーでの値引き表示・事務所での注意表示などに使用しやすいです。
スターサーマル(原紙コード:G8)

電子レンジ対応の耐熱用サーマル紙です。サーマル紙の表面にツヤ加工を施し、光沢があります。 菓子などの店舗利用・食品スーパー・加工食品会社などで利用しやすい製品です。
一般サーマル(原紙コード:V8・V9・VL)

幅広い用途に利用される一般的なサーマル紙です。種類によってはECO製品のものや、電子レンジ対応の耐熱のものもあります。 生産者の直売所・食品スーパー・加工食品会社・流通センターなどで活用できます。
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この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。