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バーコード|インストアコード
作成日:2016年5月9日
最終更新日:2024年08月08日
インストアコードとは、店舗やチェーン店などが任意で付番できるバーコードです。この記事では、インストアコードのメリットや仕様、用途を解説します。また、インストアコード入りのシールやラベルの実例を紹介します。
目次
インストアコードとは

インストアコードとは、販売店や団体などが任意に付番できるバーコードです。店舗や取扱店(チェーン店)などのみで通用し、他店では使用できません。
インストアコードのメリット

- バーコードの登録申請費や維持費がかからない
- 商品数が多くなっても、自社でバーコードが追加できる
- 都合の良い数字の組み合わせで商品管理用コードが作成できる
- 製造年月日や価格、数量など、ニーズを最優先にした独自の管理システムに利用できる
インストアコードの仕様

先頭の2桁は、生鮮関係に02を割り当てます。
その他、加工品や衣類関係は20から29を割り当てることが多いです。
規定の数字のあとは、商品コード、価格、チェックデジットの順に記載します。
インストアコードの用途

地域にある道の駅などの直売所や小さな店舗、コンビニチェーン店のお弁当やサラダ、スーパーの生鮮野菜食品、会員カード、ポイントカードなど幅広く利用されています。
- 直売所
- 個人店舗
- 生鮮食品
- 衣料品
- 会員カードなど
OSPでインストアコード入りシール・ラベルを印刷
大阪シーリング(OSP)では、インストアコード入りのシールやラベルを作成できます。
事前印刷

事前印刷できるので、サイズやカラーを確認できます。
プリンタ印刷

プリンタで手軽に印刷できます。また、商品の中身が確認できるサーマルラベルにも対応してます。
その他のバーコードの種類と特長
その他のバーコードの種類と特徴を紹介します。
その他のバーコードの用途

- 血液管理用・会員カード
- 工業用・自動車部品
- コンビニエンスストア・食品業界
- 流通分野
QRコード

最大バージョンはM4(17×17セル)で数字35桁まで扱えます。
QRコードは、切り出しシンボルが1つであり、より小さなスペースへの印刷が可能です。

この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。