さまざまな用途に利用できると人気の「シュリンクラベル」。フィルムならではの透明感がありながら、シールやラベルでは対応できない形状の変形容器にぴったりだと人気です。
今回は、大阪シーリング印刷(OSP)が提供するシュリンクラベルに焦点を当てて、製品の特徴・活用方法について詳しくご紹介いたします。
シュリンクラベルとは?

シュリンクラベルは、商品の形状を保ったまま包装するために加熱収縮させる方法で、PETボトルやガラスボトルなどのラベルとして幅広く使用されています。
OSPが提供するシュリンクラベルは、密着性と清潔性を兼ね備えた製品で小ロット・低価格での提供が可能です。ボディーラベル・スリーブラベル・R シール・鍋用フタラベルなど、要望に合わせて対応できます。
シュリンクラベルの特長

ここからは、さまざまな商品のラベルとして活用されているOSPのシュリンクラベルの特徴をご紹介します。
形状にピッタリフィット
シュリンクラベルは、商品の形状にぴったりとフィットし、美しいパッケージングを実現します。商品本来の魅力を際立たせられると人気です。
環境への配慮
OSPのシュリンクラベルは、OPSやPETのフィルム素材を使用し、ダイオキシンなどの公害物質を含みません。環境にやさしい選択肢です。
商品のバージン性向上
商品の保護と共に、シュリンクラベルの採用はラベル表示面積を拡大し、商品の訴求力を高める効果があります。
小ロットに対応
OSPでは、幅広い需要に応じて、500mm幅以下のシュリンクラベルの凸版印刷を1,000mからご注文いただけます。小ロットから大量印刷まで柔軟に対応します。
耐熱用コーティング
熱を加えた際にラベルがくっつく心配がある場合、OSPの耐熱用コーティングを推奨します。
以下の記事では、シュリンクフィルムの次世代パッケージ「キュットカード」について詳しく解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
関連記事:台紙+シュリンクフィルムの次世代パッケージ「キュットカード」
シュリンクラベルの活用方法
ここからはシュリンクラベルの活用シーンについてご紹介します。
ボディーラベル

容器胴体部に密着させ、凹凸や変形した容器にも装着可能です。クリア性の高い表現が可能で、紙ラベルでは難しいデザインも実現します。
スリーブラベル

キャップと容器を一体化させ、商品のバージン性向上に寄与します。高品質な一体化パッケージングを提供します。
キャップシール

キャップと一体化させ、バージン性を重視する場合に最適です。プレフォーム成型の加工も可能です。
Rシール

容器全体を包み込み、密閉性と清潔性を提供します。
鍋用ふたシュリンク

アルミ鍋のふた用として、密閉性を向上させます。
ラップラウンドラベル

ペットボトルに巻き付け、端部を糊貼りするラベル。熱収縮させる必要がないためコストダウンが可能です。
ストレッチラベル

伸縮性のあるラベルなので、ボディーラベルに最適。シュリンクフィルムに比べて装着が安易にできます。
以下の記事では「特殊フィルム製品」について、詳しく解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
関連記事:特殊フィルム製品の多彩な特長
シュリンクラベルのよくある質問(PETボトルシュリンクの場合)
Q. OSPの素材を使用しているけど、熱をかけたら完成品がくっついてしまう可能性はありますか?
A. 耐熱用コーティングをご利用いただくことをおすすめします。
Q. 当社は熱風トンネルしか持っていません。シワなどの心配はありますか?
A. 低温・低速で試してみることをおすすめします。
Q. 従来の商品をホット飲料として販売したいのですが…
A. ホット飲料向けのシュリンクも扱っております。お気軽にご相談ください。
以下の記事ではOSPが提供する「印刷関連」について、詳しく解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
関連記事:凸輪転印刷とグラビア印刷|フィルム印刷を比較
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OSPは、シュリンクラベルを含む多彩な商品パッケージや封緘方法を提供し、お客様のニーズに合わせた最適な解決策を提案いたします。シュリンクラベルの制作を検討中の方は、ぜひOSPにご相談ください。
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この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。