フィルム製品の校正は何かと時間や手間のかかってしまします。しかし、新しい機械やシステムの導入によって、短納期化が可能になり、より印刷物に近い校正が実現しています。この記事では、大阪シーリング印刷(OSP)のフィルム出稿の特徴や出稿に関する質問に回答します。
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OSPの軟包材の流れ
OSPの軟包材の流れは以下の通りです。
- 出品設計・版下校了
- 色構成
- 出稿
- 校了
- 刷版作成
- 印刷
カラー出稿の特徴

カラー出稿は製版フィルムレスで高品質です。
A2ワイドサイズまで対応しており、プロセス4色(カラー4色)+白1色で印刷し、透明フィルムに出力・配送します。
また、凸版・グラビア方式いずれにも対応可能です。
簡易校正機アプルーバルの魅力
簡易校正機アプルーバルの特徴は以下の通りです。
- テシタル管理て色のはらつきを解消
- より印刷物に近い色校正が可能
- 最大出力はA2ワイドサイズ(530×676mm)
綺麗な仕上がりで、短納期に対応しています。
出校に関するQ&A
Q.今までの「クロマリン」はどうなりましたか??
A.クロマリンの機械から「アブルーバル」という校正機に切り替わりました。
Q.電送出校はどれぐらいのサイズまで出力できますか?

A. A3ノビサイズ(設置プリンターの最大出カサイズ)まで対応しております。それ以上の大きさは当社製版課で出力後、 運送便でお送りいたします。
まとめ
フィルム出校は、従来の校正方法を一新し、短納期で高品質な校正を実現するデジタル管理システムです。大阪シーリング印刷(OSP)のフィルム出稿サービスは、カラー出稿や特殊な簡易校正機「アプルーバル」を活用しています。
以下の記事では「特殊フィルム製品」「デジタルカラーラベル」について詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
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この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。