再度注目されています!植物からできた加工食品 プラントベース食品【vol.536】
作成日:2025年6月6日
最終更新日:2025年06月18日
目次
プラントベース食品とは
Plant(植物)とBased(由来)を組み合わせた言葉です。肉などの畜産品や魚などの水産物を使用せずに、大豆などの植物由来の原材料を使用し、畜産物や水産物に似せて作られている食品がプラントベース食品になります。

菜食が食習慣のルールではない、好きな時に好きなだけだれでも気軽に取り入れやすい食のスタイルになります。

欧米ではキノコや豆類等のシンプルかつ体に良い成分が多く含まれている食品に注目が集まっているようです。
アメリカの展示会などではキノコや豆類を使ったプロテイン食品が注目を集めていたという報告があります。

地球環境や社会問題への意識の高まりも注目要因に!
家畜のふん尿が適切に処理されないと、温室効果ガスの排出につながるほか、人口の増加によって動物性たんぱく質が将来的に不足する可能性も指摘されています。こうした課題に対し、植物由来の食品の需要をふやすことで、環境への負荷を軽減できるのではないかと期待されています。

ヴィーガンやベジタリアンとの違いは
・ヴィーガンは完全な菜食+ヴィーガニズム(思想や信念)
・ベジタリアンは菜食(ベジタリアンの種類により卵・乳製品は摂取)+主に宗教が理由

・厳格な菜食中心の食生活はハードルが高い。
・誰もが気軽に環境配慮や健康美に参加できる。

プラントベース食品で注意が必要なことも!
食物アレルギーをお持ちの方が、加工食品を購入される場合は使用されている原材料をよく確認する必要があります。

・すべて植物由来の原材料であるもの
・一部の原材料や食品添加物に動物性由来のものが含まれているものetc.


・乳製品から製造されていないもの
・○○以外のものも原材料に使用しているものetc.

弊社印刷物でお手伝いが可能です!

例えば「大豆を使用したものです」「原材料に大豆使用」「お肉を使用していません」「肉不使用」などの大豆でできた商品であることをアピールできるPOPラベルや、卵などの動物性食品が含む旨を注意喚起できるPOPラベルでお手伝いが可能です。
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この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。