応募アクセス&キャンペーン告知に!「可変QRコード付き多層シール」の特徴と活用方法
作成日:2020年9月24日
最終更新日:2024年08月05日
QRコードを用いたキャンペーン告知や応募、抽選用のくじなどに便利な「可変QRコード付き多層シール」。特に消費者がQRコードを読み込むだけで応募などができると支持されています。
今回は、大阪シーリング印刷株式会社(OSP)が提供する、可変QRコード付き多層シールについてご紹介。多層シールについてや可変QRコード付き多層シールの特徴などを詳しく解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
※QRコードは、(株)デンソウウェーブの登録商標です。
目次
そもそも多層シールとは?

可変QRコード付き多層シールは、多層シールの加工のひとつです。多層シールは、キャンペーン用の応募券などに便利だと支持されています。多層シールは、1層目の上面シールを剥がし2層目の下から別の図柄などが表れる2層(多層)のラベルを言います。
多層シールの特徴

多層シールは、「剥がしやすさ」「情報量のアップ」「可変情報印刷」が可能なのが特徴です。剥がしやすい部分糊を採用、ペリッと剥がして簡単に応募やキャンペーン告知などにアクセスできます。
また、1層ではなく2層や多層で作られているため、小さなシールやラベルのスペースへ掲載できる情報量のアップにも期待。可変情報の印刷が可能なので、応募券などの1枚1枚違う情報が入ったシールを簡単にスピーディーに作れます。
以下の記事では、多層シールについて詳しく解説しています。多層シールが気になる方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
関連記事:キャンペーン用応募券やクーポンに使いやすい!「2層ラベル(多層)」の活用法をご紹介
より便利な「可変QRコード付き多層シール」

1枚1枚異なる内容のQRコードを印刷できる「可変QRコード付き多層シール」は、上層のシールを剥がすと下層のシールがあらわれる仕組みです。
上層にキャンペーンや応募の内容を記載して、下層に応募やアクセス可能なQRコードを設置できる利便性の良さが魅力。なんといっても可変QRコード付き多層シールは、下層のQRコードの内容をそれぞれ違うものにできるので、より便利な活用方法が可能になります。
可変QRコード付き多層シールの特徴
ここからは、キャンペーンや応募などに便利な「可変QRコード付き多層シール」の特徴をご紹介します。
1枚1枚異なったQRコードの印刷が可能

1枚1枚内容の異なるQRコードを印刷できるのが、可変QRコード付き多層シールの最大の特徴です。
例えば、キャンペーン応募などの際、スマホなどでQRコードを読み取った後に、シリアルナンバーを消費者が直接入力していたものも、可変QRコード付き多層シールを活用すれば、それぞれのシリアルナンバーも表示でき、そのまま応募などが可能になります。
消費者の手間も省けるといったメリットも、可変QRコード付き多層シールの特徴です。
キャンペーン・抽選・応募がラクラク

可変QRコード付き多層シールの可変印刷を利用すれば、キャンペーン・抽選・応募がラクラクに行えます。携帯(スマホ)サイトを利用しての仕組みを考案されているメーカー様にも、おすすめです。
それぞれのQRコードの検査もできる

可変QRコード付き多層シールは、それぞれのQRコードを検査できます。OSPでは、印刷した内容がデータ通りに正しく印刷されているかを正確に検査ができる、専用の検査機を導入。重複や読み取り不良などを、しっかりと検査します。
スタンドPOPの多層シールにも活用できる

飲料や健康食品、調味料などのスタンドPOPとしても、可変QRコード付き多層シールは活用可能。さまざまな商品に広く活用でき、アピールや販促効果に期待できます。
スタンドPOPは、上層が発砲PETで下層が発砲PETまたは合成紙で作成になります。OSPの可変QRコード付き多層シールは、糊どめの種類・範囲・刃型の形状など、事前にご相談いただけます。
QRコードの入ったラベルについて

可変QRコード付き多層シールなどQRコードを入れる場合、1セル0.33mm以上、余白は6セル以上が必要です。また、QRコードには必ず下に白場が要ります。
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この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。