正しい商標登録

正しい商標登録

作成日:2015年08月10日最終更新日:2024年08月11日

商標とは、製品やサービスを他社と区別するためのものです。本記事では、商標の役割と種類について解説し、商標の調べ方や保護する方法を説明しています。また、他社の商標を無許可で使用するリスクと無許可使用を避ける方法についても紹介しています。

商標とは

商標登録

商標は、自社の商品やサービスを他社と区別するために使用されるマークやロゴです。この商標によって、自社製品が他社製品と混同されることなく、消費者に認識されるようになります。商標が広く認知されると、そのブランド価値が向上し、売れ行きにも直接的な影響を与えます。また、消費者が類似品と誤って購入するリスクを減らすこともできます。

商標の種類

商標にはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。
主な商標の種類は以下の通りです。

文字商標企業名や商品名など、文字だけで構成される商標
図形商標図形や模様など、図案化された商標
記号商標文字や図形を記号化した商標
立体商標立体的形状からなる商標

関連記事:新しいタイプの商標

商標の調べ方

新しい商品名やロゴを考えたら、他社と重複がないかの確認が重要です。特許庁の特許電子図書館で簡単に商標を検索できます。

商標の調べ方の手順

  1. 特許庁のホームページにアクセスし、「商標の検索」ページにアクセス
  2. 他社が登録している商標を無許可で使用すると、法的措置を受けるリスクがあります。例えば、「シーチキン」や「ウォークマン」など、広く知られている商標は使用が厳しく制限されています。不確実な場合は、弁理士に相談して適切なアドバイスを受けることをおすすめします。検索バーに商標を入力して検索
  3. 表示される結果から、同一または類似の商標が登録されていないか確認

他人の商標使用に注意

シーチキン

他社の登録商標を無許可で使用すると、法的な措置を受けるリスクがあります。例えば、「シーチキン」や「ウォークマン」など、広く知られている商標は使用が制限されています。不確実な場合は弁理士に相談し、適切なアドバイスを求めましょう。

まとめ

商標

この記事では、商標の基本や種類、調べ方、他人の商標を誤って使用しないための注意点について解説しました。不明点がある場合は専門家の弁理士に相談しましょう。商標を適切に選定し登録することでビジネスを保護できます。

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この記事の筆者

中嶋

OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。

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