2005年4月に施行された「個人情報保護法」の下で、個人情報の適切な管理とセキュリティがますます重要視されています。特に通知ハガキや返信ハガキなどを通じて個人情報が漏洩するリスクが増大しており、このような問題に対処するための対策が必要です。この記事では、個人情報漏えい防止の対策として有効な「親展(=目隠し)ラベル」に焦点を当ててご紹介します。
親展ラベルとは

親展ラベルは、個人情報の漏洩を防ぐために利用される特別なラベルです。大阪シーリング印刷(OSP)が提供する親展ラベルは以下の仕様で、情報の安全性を確保するために設計されています。
色

透けない3色(S240、G750、B570)から選択可能で、様々な用途に合わせて選べます。
サイズ

ハガキ対応の横幅95mmの3つのサイズが用意されています。
Sサイズは40×95mm、Mサイズは65×95mm、Lサイズは140×95mmです。
品質
フレキソ印刷技術を採用しており、ムラのない綺麗な仕上がりが特徴です。情報を隠すだけでなく、プロフェッショナルな印刷品質も提供します。
以下の記事ではフレキソ印刷について、詳しく解説しています。気になる方は、ぜひご覧ください。
関連記事:個人情報保護を徹底する「親展ラベル」
枚数

100枚から購入可能で、必要な数量に合わせて注文できます。
後加工

表面フィルム加工により、汚れや水ぬれから情報を保護します。情報が安全に保たれるよう工夫されています。
糊タイプ

微粘着タイプ(アート紙・上質紙から選択)とシクレタイプ(アート紙のみ)の2つのタイプがあり、使用用途に合わせて選ぶことができます。
活用例
親展ラベルはさまざまな用途で活用され、個人情報の漏洩を防ぐために幅広く利用されています。以下はその一部です。
- 請求明細書
- 患者紹介ハガキ
- 児童手当支払通知書
- 医療費振込依頼書
- 口座振替依頼書
- 水道使用料納付通知書
- 資料返却請求ハガキ
- 入試結果ハガキ など
以下の記事では個人情報などに関する情報について、詳しく解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
関連記事:プライバシーマーク
関連記事:再剥離ラベルの特長と用途
関連記事:圧着はがき・目隠しラベルを紹介
関連記事:不正開封と貼り替えを防ぐセキュリティシールとラベル
まとめ
個人情報保護は現代のビジネス環境で不可欠な要素です。個人情報漏えいからくる潜在的なリスクを最小限に抑え、プライバシーを守るために、親展ラベルは有力な選択肢です。OSPでは、情報の漏えい防止シールの制作や印刷を専門としており、お客様のニーズに合わせたサポートを提供します。個人情報の安全性を確保するために、ぜひOSPにご相談ください。お問い合わせはお気軽にどうぞ。
この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。