バーコードの種類とその特長

作成日:2015年8月4日

最終更新日:2023年11月15日

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バーコードは、現代の商品管理や物流において不可欠な要素となりました。商品に貼られたバーコードは、製品情報を簡単かつ迅速に読み取るのに役立ちます。しかし、バーコードにもさまざまな種類があり、その用途や特長に違いがあります。この記事では、主要なバーコードの種類とそれぞれの特長について詳しく紹介します。

バーコードとは

バーコードは、バー(棒線)とスペース(空白)から成る図案で、商品情報や識別情報を表現するための視覚的な記号です。バーコードの種類は、1文字を表すためのバーとスペースの配置や幅に基づいて異なります。

CODABAR(NW-7)

  • 文字の種類: 数字、記号、スタートストップキャラクタ
  • 特長: 単純な構成で、連番印刷が容易。書籍管理や宅配伝票などで使用。
  • 用途: 図書館、医療機関、宅配業界

CODE-39

  • 文字の種類: 数字、記号、アルファベット、スタートストップキャラクタ
  • 特長: 高い誤読率低減効果。アメリカ国防省のMIL規格に採用。多くの産業で使用。
  • 用途: 工業分野、自動車産業、電子部品業界

UPC(Universal Product Code)

  • 文字の種類: 数字
  • 特長: 商品の流通統一シンボル。アメリカとカナダで使用。標準版と短縮版がある。
  • 用途: 商品の流通、食品業界

JAN(Japanese Article Number)、EAN(European Article Number)

  • 文字の種類: 数字
  • 特長: 国際的な規格で、国を示すコードを含む。JANは日本向け、EANは国際向け。
  • 用途: 流通、食品・雑貨、共有商品コード

ITF(Interleaved Two of Five)物流用コード

  • 文字の種類: 数字
  • 特長: 日本の物流分野で採用され、情報密度が高い。小さいサイズで表現可能。
  • 用途: 物流分野、外箱への直接印字

OSPのバーコード印刷

OSP(大阪シーリング印刷)では、バーコードラベルの制作と印刷において高い品質と信頼性を提供しています。製版工程での検証機を使用したチェックや、印刷工程での定点管理、出力物の読み取りチェックなど、品質管理に厳重な対策を講じています。

バーコード印刷に関するご質問やお見積りのご要望があれば、OSPにお気軽にご相談ください。高品質なバーコードラベルを提供し、お客様のニーズにお応えいたします。

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この記事の筆者

中嶋

OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。

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