バイオマスマーク|地球環境に配慮したフィルム包装
作成日:2020年6月1日
最終更新日:2024年09月25日
大阪シーリング印刷(OSP)のグラビアフィルム製品は、バイオマスマーク認定商品として、バイオマスマークが表示できます。フィルム包装には地球環境に配慮した製品を利用しましょう。この記事では、バイオマスマークの概要やマークの表示方法を紹介します。
目次
バイオマスマークとは
バイオマスマークは生物由来の資源(バイオマス)を利用した商品に表示できる目印です。バイオマスマークは、 一般社団法人日本有機資源協会が認定しています。
例えば対象物はプラスチック類から印刷インキ、洗剤、繊維製品、バイオ燃料、道路の舗装材などなど
また、レジ袋やコンビニのPB(プライベートブランド)商品など、バイオマスマークを入れた包材が増えてきています。
OSPはバイオマスマークの認定を取得

OSPはバイオマスマークの認定を取得しています。OSP製造のグラビアフィルム製品には、認定機関指定のロゴマークを入れられます。
バイオマスインキは、バイオマス由来の原料を製品化した印刷インキで、グラビア印刷に使用されます。
認定商品に含まれるバイオマスの割合

認定商品に含まれるバイオマスの割合は、バイオマス度の下限値を10%とし、使用部位に含まれるバイオマスの割合(乾燥重量比)を表示しています。
地球温暖化防止に役立つ

バイオマスマーク認定商品は循環型社会形成に貢献し、地球温暖化防止に役立っています。
また、温室効果ガス削減に貢献しています。
植物は太陽光をエネルギーに光合成をし、大気中のCO2を吸収して成長します。そのため、植物由来原料を製品化した製品(バイオマスプラスチックや印刷インキ等)は、燃やしても大気中のCO2を増加させません。
グラビアフィルム製品はバイオマスインキで印刷できる

OSPのグラビアフィルム製品は、バイオマスインキで印刷可能です。
認定されたインキを使用した場合には、バイオマスマークを表示できます。
【 対象品目 】
・テープ
・シュリンクラベル
・巻取りフィルム
・三方袋
・合掌製袋
・スタンド袋など
OSPでは、フィルム製品(品目)や使用基材によって、どのマークが表示可能か判断できます。
マークの表示方法

バイオマスマークは単色で表示することができます。背景は白ベタ、または薄めの色ベタがおすすめです。文字の部分が潰れるような縮小はせず、見やすくわかりやすい大きさでアピールしましょう。

この記事の筆者

中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。