変形袋は、全9種類の在り方のうち、6種類がサイズ調整や仕様変更に対応しています。そのため、変形袋はスタンド袋や平袋などさまざまな対応が可能です。この記事では、大阪シーリング印刷(OSP)の変形袋カスタム特集について紹介します。
目次
OSPの変形袋とは
大阪シーリング印刷(OSP)の変形袋は、9種の形状のうちH002、H005-009の6種がサイズ調整や仕様変更などに対応しております。
1.商品によってサイズを変更可能
商品の容量によって幅のサイズが変更できます。なお、サイズ変更には新たな刃型作成が必要です。
H006の横幅を長くする場合
具体的には、H006の横幅を長くすることで商品の特性に合わせたパッケージを作成できます。
H007の横幅を長くする場合
同様に、H007の横幅を長くする場合も新たな刃型作成が必要ですが、商品に最適な形状を提供できます。
2.在り型を使用したスタンドパック・平袋が作成できる
売り場に合わせて袋の仕様が変更できます。
例えば、中身が軽いので吊るすタイプで販売するなど、用途に合わせた以下のような対応ができます。
- チャックつきスタンドパック
- スタンドパック
- 三方平袋
- チャックつき三方平袋吊穴有り
- 三方平袋吊穴有り
なお、H001、H003、H004はチャックつきに非対応なのでご注意ください。
3.小ロットのシリーズ印刷にも対応
デジタル印刷で小ロット(500枚〜)のシリーズ品など、多品種に対応した変形袋も可能です。必要な時に必要な種類を必要な数だけ印刷します。
4.部分的に金銀の綺麗な光沢を表現
通常の金銀インクよりもキラキラと光を反射させる、高輝度インクを使用して印刷します。タイトル部分など目立たせたい箇所に、高輝度インクの金刷りを使用します。
5.フィルムの材質を変更
中身やイメージによって材質を変更することも可能です。和の高級なイメージを演出する場合は梨地加工がおすすめです。
防湿や遮光性を必要とする商品
フィルムの材質変更により、防湿や遮光性が求められる商品にも対応できます。
上質なイメージやソフトさを演出
梨地加工により、上質なソフト感を演出することが可能です。
和風な風合い上品さを演出
マットや梨地加工で、和風な風合いや上品さを演出できます。ただし、マット・梨地加工は三方平袋のみに対応します。
まとめ
OSPでは、オリジナル形状のデザイン・印刷も承ります。変形袋は、商品の特性に合わせてカスタマイズでき、売り場でのアイキャッチ効果を高められます。詳細な情報やご相談は、OSPまでお気軽にお問い合わせください。
この記事の筆者
中嶋
OSP TOP NEWS 編集担当。
OSPの製品やサービスの情報から、包装や食品表示に関する法改正やトレンド情報まで、多岐にわたるジャンルの記事を20年以上にわたり執筆。
食品包装の豊富な知識を活かして、最近では製造メーカーの組合や、包材メーカーが主催の、衛生説明会に招かれて講師などを務める。
趣味はソルトルアーフィッシング。